めいしーのブログ

キリと草と時々皿

尾形…

尾形、クールキャラだし基本無表情だからコミュニケーション能力皆無かと思いきや、ちゃんと愛想笑いが出来るところが完全縦社会の軍で上等兵やってただけあるな~て感じがしていいですよね

 

基本無表情って書いたけど実は結構感情がすぐ顔に出やすいところもカワイイですよね

 

勇作殿童貞防衛作戦で、尾形が初めて弟の勇作に会う・・・ドキドキ・・・てシーン、

 

勇作に会う前は、宇佐美に「どんな人なんだろうな」って話しかけられても無言で緊張した面持ち

 

いざご対面したら勇作殿(杉元)が全裸でちんこ振り回しながら大暴れしてて思わずニッコリ笑顔

 

これ勇作じゃなくて偽物だぞ?て判明したらムッと不機嫌そうな顔

 

まじでこのムッとした顔が可愛すぎてなあ 

 

 

尾形、ずっとずっと自分の中で「愛の無い両親から生まれた自分はどこかおかしいのか」ていうことを考え続けた結果の「人間に違いなどあるはずない」て結論(というか自分に言い聞かせ)だと思うから

 

勇作の存在は、「自分がもし愛のある両親から生まれたら」のifルートの自分としてすごく気になってたと思うんですよね

 

それがフルチンで汚い言葉を叫んで大暴れしてるから、全然ご立派な人間じゃ無くて普通の俗な人間じゃん・・・別に両親からの愛の有る無しで人間性が決まるわけじゃ無いんじゃん・・・とホッとして笑みがこぼれたけども

 

それが偽物だと知ってムッとしちゃったんですね・・・尾形の心を思うと辛いけど、顔が可愛すぎて・・・めちゃ好きなシーンや・・・

 

尾形かわいそうになあ もし自分に父がいなくて、父は他所で子供作って、その子は自分とは全く違う恵まれた環境で育って・・・ってなったらそりゃ~気になるわ・・・ってなる

 

そしてその子が高身長でイケメンで頭も良くて皆から慕われてて、おまけに自分の事をめちゃくちゃ慕ってくるってさ・・・もう・・・ウゼ~~~てなるよね・・・せめて性格悪くあってくれよって感じだよね

 

そして戦場なのに人を殺さない その理由が「父上からの言いつけなのです」てハァ~~~?だよね・・・舐めた事言ってんじゃねえぞってなるよね・・・

 

自分は、その父に捨てられたせいで狂った母を子供の頃に殺し、軍に入ってからも人をたくさん殺し、周りの仲間だって皆殺人の罪悪感を自分で色々理由つけて必死に飲み込んで国の為戦っているというのに・・・尾形自身は「理由があれば人を殺しても罪悪感など抱かない」と自分で自分に言い聞かせて信じ込み、人を撃ち続けているというのにさ・・・そんな尾形の主張を「人を殺して罪悪感を感じない人間がこの世にいて良いはずがないのです」て涙ながらに全否定されるなんてさあ・・・もう・・・もうねえ・・・そもそも・・・お前が産まれたから父は・・・

 

「人は皆、人を殺すことに罪悪感がある」という父と勇作の説を正しいとしてしまうと、「生まれによって人に変わりはない」「皆んな俺と同じ」を信じている尾形としては自分も殺人に対して実は罪悪感を抱いている事を認めなくてはいけなくなる・・・

 

そんなん心が壊れてしまうでしょ尾形・・・今まで何人殺してきたか・・・自分の心を守る為目を逸らしてきた殺人への罪悪感をある日突然無理やり自覚させられるなんて・・・

 

「父と勇作は愛に恵まれて育った人間だからそういう日和った考えなんだろうが、愛を知らない俺は普通の奴らとは違う 人なんて躊躇なく殺せるぜ(暗黒微笑)」と、ある意味厨二病のように自分は普通と違うと思い込めたらよかったんだろうけど、それだと尾形の知らない「愛」というものが人の人格を変えてしまうほど大きなものだと認めざるを得ないから・・・それは出来ないんだよなあ・・・自分だけが貰えなかった「愛」というものは、大した事ないものだったと信じたいんだもんね・・・尾形・・・

 

 

愛を知りたいねえ・・・尾形・・・

 

 

色々書いたけど、私は勇作さんめちゃくちゃ好きだよ

 

 

という突然の尾形語りでした 仕事に戻ります