めいしーのブログ

キリと草と時々皿

尾形死んだ…

どうもめいしです。

 

ついに、尾形が死んでしまいました・・・

 

ここ最近ずっと死にそうで・・・ずーっと気が気じゃなかったのですが・・・だって足は撃たれるわ、心臓付近刺されるわ、ボコボコに殴られるわ、杉元とキスするわ、毒矢(すぐ死ぬ)で撃たれるわ、その毒を取り出そうと戦いの真っ最中に突然切腹しだすわで・・・

 

もう見てらんないくらいボロボロよ・・・私の心もボロボロよ・・・でも最後は、毒で錯乱し銃で自分の頭を撃って自死してしまいました

 

 

て文で書くと随分と呆気ない、救いのない終わり方に見えますね

 

まあ実際そうなのかもしれないんですけど、でも違うんですよ そこに至るまでの尾形の精神状態の描写が・・・本当に絶妙で・・・

 

 

結局、尾形って何をしたかったキャラクターなのか、どれが本心なのか、何の役割があって生まれてきたのか、何故裏切りを繰り返して全ての陣営を渡り歩いたのか、何のために家族を全員殺したのか、何で自死したのか、全部わからないんですよ

 

 

でも、本編を通してみて、尾形の言葉を拾っていくと尾形の本心が見えてくるんですよね

 

だけどそれは、どっちとも取れるような言い方だったり、微妙な表情だったり、そもそも口数の少ないキャラクターなのでヒントが少ないんですよね 

 

だから色んな解釈ができるし、今も実際尾形がどういう心理状態で自死したかについてめちゃくちゃたくさんの説が出てるんですよね

 

その、こうとも取れるけどああとも取れるよなあみたいな、ヒントの出し方が凄く絶妙で野田先生は凄いなあと思う

 

きっと尾形が何を考えて人生の選択をしてきたのかについて、これからたくさんの説が出てくるんだろうなあと思います 何故母を殺し、弟を殺し、父を殺し、最後は自分で自分を撃ったのか

 

だけど尾形はもう死んでしまったので、正解は尾形の口からは語られないんですよ 

 

結局尾形は何をしたかったのかって、今後ゴールデンカムイという作品を読んだ人は皆考えざるを得ないくらい全ての行動が謎なキャラクターなので、永遠に”尾形とは”について語られていくんだろうなあと思うと、フィクションのキャラクターとしてこんなに愛し甲斐があるキャラクターはいないなと思うわけです

 

私は前にブログに「最近ずっと2.5ばかり追いかけてたから、2.5の現場に行くなどして感じていた”推しに近づけてる感”を二次元でどう感じればいいのかわからない」

 

て書いたんですけど、最近その答えが私の中で出てて、”推しが何を思って生きているか”について考えると「ああ、この人はこの時にこういう事を考えてこの選択をしたんだな・・・」という推しの人生の解像度があがり、近づけている感を味わえる

 

これは、ファンタジーの中の推しじゃないと出来ない事だと思うんですよね

 

現実世界にいる推しがプライベートで何を考えて生きているかなんて考えるのはヤバイからね・・・ていうかそもそもわかるわけないし・・・

 

なので、尾形の今回の死に方はとても尾形について考える余地があって個人的に凄く良かったなと思います

 

 

それはそれとして辛いんだけどね・・・可愛い~かっこいい~て思ってた人の死に顔はやっぱり辛いものがあるよ

 

 

まあ死んでないかもしれないけどね・・・

 

尾形について色々考え直したくて、ついにゴールデンカムイを全巻紙で買いました

 

キャーーー

 

実家出た時にかなりの漫画やグッズを捨てたし、家に物を増やしたくなかったので完結したらデジタルで買おう~と思ってたんですが・・・

 

 

もうゴールデンカムイにハマって半年以上経ってるし、尾形のこときっと一生好きだなと思って・・・

 

一生好きだな枠の推しって結構いるんですけど、だいたいどのキャラも属性が同じ感じで・・・でも今後尾形タイプの推しは尾形一人だけだろうなと思ってね・・・

 

外見内面ともにあんなキャラ他にいないよ・・・

 

なので買っちゃいましたよ

 

もう毎日ハッピ~~いつでも気軽に読み返せる喜び

 

漫画を紙で読むという行為が久しぶりすぎて感動してる オタクって楽しいね・・・