キリを洗いました
キリを洗うときは何よりもまずお風呂場に連れて行くことが大変です キリを抱きかかえて風呂場に向かうと、危険を察知したキリが前足でドアのフチをつかみ風呂場に引き摺り込まれないよう全力で拒むのです
キリはマッスル猫なのでどんなに引っ張っても決してドアから剥がれないのです
なので最近は、手で目隠しをしてから風呂場に連れて行っています 風呂場にそっと置いて目隠しを外した瞬間キリの瞳には裏切られた悲しみと猛烈な怒りが浮かぶので、これを繰り返しているとどんどん信用を失っていきそうです
しかし洗った後のキリは信じられないくらいフワフワでいい匂いで、いつにも増して腹に顔を埋めてしまいます
その気になれば私の頭など捻り潰せるのに、鼻で深いため息をつくだけでじっとしているキリちゃんに優しさを感じます
吸われて虚無になったキリちゃん
子猫の頃のキリちゃんは私のことをサンドバックだと思っていたので全力で殴る蹴る噛み付く引っ掻く飛び乗る登るなどをしてきて、私の体には一生消えないであろう歴戦の傷がいくつか残っているのですが
大人になり力が私よりも強くなった今では、いつでも殺せるという余裕からか本気で噛んだり引っ掻いたりは無くなりました
私が寝ているキリちゃんのお腹を使って猫ふんじゃったを演奏したり、キリちゃんの顔を食べたりなど、よっぽどのことをされないと噛みません それも歯が当たる程度で絶対に私の首から上にはやりません
成長しましたね、キリちゃん