人間には砂サンド - めいしーのブログ

山中さんとリトルマーメイドを観てきました

とても面白かったです　

アラジンの時も思いましたが、原作のストーリーをなぞりつつのオリジナル要素のバランスが絶妙でいいですね日本の映画界にも見習ってほしいです・・・客が求めてるのは「この情景を実写化したらどうなるんだろう」という点なのです・・・原作の大切なシーンは全てなぞり、その後大筋には関係ないところでオリジナル要素を入れてほしいですね・・・

序盤の嵐のシーン、実写だとこんな怖いのか〜と思いましたアリエルがアニメよりもだいぶ長く船の様子を見てて、エリックとグリムズビーの会話もしっかり聞いていたので、エリックの外見でなく中身に惚れた感がアニメより強くて良いなあ〜と思いましたアニメだとイケメン発見！一目惚れ！感が凄かったから

そして長く様子を見て、エリックが船を操作するところも見ていたからこそ最後アリエルは船の舵を取れたんだなというね

あとマックスを助けるシーンで泣きました　私が唯一泣いたところ　他も感動的なシーンたくさんあったけど

マックスが船に取り残されてエリックが助けに行くところも泣けたし、それをアリエルが見ててアリエル自身もマックスを助けたところ(これは映画オリジナルですよね) そして王子が自分の命よりも犬を優先しているのに誰も「マックスは置いていけ」系の野次を飛ばさず、「マックスよく頑張ったな」とマックスを大切に扱う船員たち

マックスに優しい世界

それと個人的にホ〜と思ったのは、アリエルの姉たちが「普段７つの海それぞれを統治している」という設定ですね姉たちが多国籍なのは、多様性アピールなのかな〜特にストーリーに関係ないけど入れたのかな〜と思っていたのですが、世界中の海をそれぞれ統治している設定がでるとなるほどね！となりました　トリトンはマジで世界中の海の中でトップなんだなと実感できるし

アニメの姉たちは全員同じに見えましたが、映画の姉たちはパッと見で違いがわかるから個性豊かでよかったですね　それぞれの姉のエピソードも作れそうな、世界観の広がるワクワクする設定でいいな〜と思いました

姉たち、アニメだと普通に暇そうだったもんね　バリバリ働いてて素敵

あと、エリックの歌と、エリックも海のものを集めるコレクション趣味があるという描写が良かった

アラジンでもそうだったけど、アニメ原作でソロの歌がないキャラ(ジャスミン)に自分の心境を歌う歌が追加されるの、キャラの解像度上がってまじいいよね

アニメのエリックってほんと意志ないからな・・・全然人間味がなかったけど、今回の実写化でソロの歌、そしてコレクションが趣味っていうのが追加されてすごく魅力的になった

コレクション趣味は他の人からは理解できないと言われてるっていうのがアリエルと同じで、そこもお互いに惹かれ合う理由になってていいね〜

エリックも、アリエルの外見ではなくて自分のコレクションに興味を持ってくれたり、海の話を楽しそうに聞いてくれる様子とかに惹かれたんだなっていうね　

今回、「三日後までにキスをしなければいけない」ってのをアリエルが忘れてるっていう設定があったけど、そのおかげで強制的に二人はくっついたのではなくてアリエルとエリックが本心でだんだんと惹かれあって行って、最終的にキスがしたいと思ってキスをした(間に合わなかったけど)てのが素敵

あと、「知り合ってから三日間でキス」って無理すぎない？てアニメを見てた子供の頃から思ってたし今回も思ってたけど、アリエルがホラガイを吹いた後エリックに渡して　やって！てして間接キスになるところとか、キスザガールでアリエルの名前を当てる時、アリエルがエリックの唇を触って教えるとか、アリエルの人魚ゆえの距離の近さのお陰で「これはキスしてもおかしくないぞ・・・」て説得感があって良かった

てな感じでほんと面白かったです　ちなみに吹き替え版でみました　木村昴よかったよ・・・

私結構セバスチャン好きなんですよ　子供の頃から　まあガチ恋してたのはウツボなんですけどね(歪んだ幼少期) セバスチャンの泳ぎ方とか、びっくりすると殻に閉じこもるところとか、バツが悪そうな口をムッとつぐんだ顔とかそういうのがコミカルで可愛くて好きなんですよね

今回実写なのでそういうのは無かったけど、木村昴の演技でセバスチャンのコミカルさが出ててよかった

そういえば実写ではあのセバスチャンVSコックのシーン無かったですね　あそこ大好きなんですがまああれを実写でやるのは絵面がちょっとリアルすぎるか・・・残念

映画を観た後は山中さんと銀座周辺をブラブラお散歩しました

気になっていたクッキーやさんにも行ってきましたベンズクッキー　銀座シックスにあります　イギリスのクッキーやさんだそうです