めいしーのブログ

キリと草と時々皿

異議あり!!

突然横浜の家庭裁判所から呼び出しの手紙が来たので、一昨日会社を休んで横浜に行ってきました

 

 

いや~~も~~封筒見た時はびっくりしたよ 何事かと

 

 

過去の自分の悪事や、ついに弟が…?とか一瞬のうちにいろいろ考え、封を開けたら父方の祖父の遺言書の検認手続きでした

 

 

祖父って書き方してしまった でもおじいちゃんって違和感半端ないんだよな なんて呼んでたかっていえばおじいちゃんで間違いないんだけども…

 

 

でもそもそも、親が離婚した10歳の頃から2回しか会ってないし、10歳以前も毎年夏休みに1回会ってたくらいだし…

 

いつもリビングでソファ座って野球中継見てる無口でこわい感じの人だったからほとんど話したことないし…でおじいちゃんって呼んだ事自体すごく少ないんだよな

 

 

でもおじいちゃんなんだよな…そう思うと不思議……

 

母方のおじいちゃんは明るくて面白くてよく遊んでもらったし、目が茶色な感じとか物を作るのが好きなところとか、血の繋がりを感じるけど…

 

 

でも同じ分だけ父方のおじいちゃんの血も受け継いでるんだよな…感覚としては小学校の時のおじいちゃん先生みたいな、ほぼ他人な感じなのにほんと不思議だ……

 

 

まあそんな感じの思い入れしかないので、裁判の呼び出しの紙に遺言者 ○○とおじいちゃんの名前が書いてあっても ふーん…としか思えなかったんだけども

 

 

おじいちゃんの下の名前も読めなかったし、苗字が読めて、今この苗字で男の人っておじいちゃんだけだから亡くなったのがおじいちゃんって推理できたくらいだし

 

読めてっつーか私の前の苗字だから読めて当然だけど

 

 

私の父はもう亡くなってるし、父の兄弟はお姉さんだけで結婚してるしちなみにそこの子供は娘だけだし…てんで実際この家を継いでいくのは私の弟だったんだよね

 

 

まあそんな大それた家でもないので、継ぐのは墓くらいなもんだろうけども

 

 

実際弟の名前も、この家の男子に入れなければいけない漢字があったみたいだし

 

 

あやうくその漢字の入った古風な名前にされそうな所だったけど、祖母が指定した名前の一覧の中に唯一今風の名前が一つあって、それに即決したらしい

 

 

なんかその入れなきゃいけない漢字の楷書?かなんかの漢字だったらしい

 

 

私は女だから母が自由に決めれたみたい

 

 

昔から聞かされてた話で、当時はなんとも思ってなかったけど今考えると私と弟との重要度が違いすぎてウケるな

 

 

まあ直系の男だしな

 

 

離婚しちゃったのでそれも関係ないんだけど

 

 

でも今回、祖父が死んだとの事でもしかしたら墓を継げと弟が言われるかもしれない…私はあわよくば遺産が貰えるかもしれない…?

 

 

と淡い期待を抱いて(最低)

 

 

会社に忌引の手続きをして(忌引って死亡日時の次の日しか取れないのよ!?おじいちゃんの死んだ日わからないってどういうこと!?と総務に言われたけど許可してくれた)

 

 

 

弟と予定を合わせて片道1時間半かけて意気揚々と裁判所へ言ったのさ

 

 

 

 

そしたら!!!!

 

 

 

 

遺産は全て妻にだってよクソクソクソクソクソクソ

 

 

 

 

何のために行ったんだよクソクソクソクソクソクソ手続き1分で終わったわクソクソクソクソクソ

 

 

 

裁判所に来てたのは父のお姉さんだけで、お姉さんも「なぜここに…?」みたいな目で見てくるし意気揚々と登場した私たちがなんか遺産貰えるって期待して来た卑しいヤツらみたいな感じでめちゃ恥ずかしかったですね まあその通りなんですけど

 

 

私てっきり遺言書に名前が書かれてるから裁判所から呼び出されたのかと思ってたんですが、そういう訳でもないそうです

 

 

なんか遺言書が本物かどうかを身内の方が筆跡をみて確かめましょうね~みたいな感じらしい

 

 

で、本当は子供である父と姉がやるべきだったんだが父はもうこの世にいないので、自動的に裁判所が私ら兄弟のところに手紙を送ったらしい

 

 

んな事言ってもほぼ喋ったこともない人の筆跡なんてわかるか~~!!!

 

 

電車賃返せ~~~!!!

 

 

 

まあ、久しぶりに弟と話せたので良しとするけども…

 

 

 

弟は昔の面影は全くなく、褐色チリチリサーファーバレンシアガ男となっていました

 

 

私と同じで日焼けしてもすぐ剥けて元通りになる便利な肌質なのにここまで焼けるってことは相当海に行ってるんだろうなあと思ったら毎日サーフィンしてるみたいです

 

 

彼は今湘南に住んでるんですけど、まあ楽しく過ごせてるようでよかったよかった

 

 

でもあまりにも見てくれが変わっているのと、褐色チリチリサーファーバレンシアガ男にありがちだけど身内にはめったに笑顔をみせずずっとムスッとしてたので怖くなってしまいあまり話せませんでした

 

 

でも2人で中華街で小籠包食べましたよ

 

 

この男とずっと一緒に暮らしていたのか…?幼少期一緒に育ったのはこの男なのか…?一緒にリスごっこやブルドーザーごっこをして遊んでいたのはこの男なのか………?と終始考えてしまいました

 

 

いやもうなんかこの人と血が繋がってるなんて信じられないくらい 世界で1番繋がってるはずだけど

 

 

なんならたった今街で出会った男と歩いてるみたいな居心地の悪さを感じましたね

 

 

ほんと職場の男性と話してる方が全然気楽に喋れると思った

 

 

なんか彼、妹がいそうな雰囲気出てたな(?)

 

 

そんな感じで私の知る弟とは全くの別人となってしまいましたね

 

 

 

まあでも、それでも幸せに姉より長生きしてくれよという気持ちは変わらないんだけど

 

 

そういえば、2人で裁判所で裁判官がなんちゃらかんちゃら喋りだして、目の前の父の姉は無表情無反応(会釈したけどガン無視された) で完全アウェイの中訳もわからず2人で並んで座ってた時、なんか転校してきた時を思い出したな

 

 

知らん生徒の前に立たされて自分でもまだ馴染んでない名前で紹介されて、先生も知らんし誰も知らんし校歌も知らんしみたいなアウェイの中、唯一知ってるのは隣の弟だけという感じがすごく印象に残ってる

 

 

まあそんなこんなで裁判所に呼び出された話でした